
産業用ロボットの高機能化に伴い、回転部で伝送される情報量は増加しています。
従来の電力や制御信号だけでなく、マシンビジョンカメラ、センサー、コントローラーなどがEthernetを利用するケースも増えています。
そこで課題になるのが、回転部をまたぐEthernet通信です。
ケーブルをそのまま接続すると、連続回転によってケーブルがねじれてしまいます。
JINPAT **LPC-30-01E2-02E3(JP48-123-002HW)**は、このようなロボット・自動化設備向けに設計されたEthernet対応スリップリングです。
LPC-30-01E2-02E3は、
Gigabit Ethernet × 2回路
100M Ethernet × 1回路
M8コネクタ
を備えています。
複数のEthernet機器を搭載する回転システムにおいて、固定側と回転側の間でネットワーク通信を行うことができます。
例えばロボットにEthernetカメラ、センサー、制御機器が搭載されている場合、それぞれの機器からデータを伝送する必要があります。
Gigabit Ethernetは、大容量の画像データを扱うマシンビジョンとの相性が良く、高速通信を必要とするロボットシステムに適しています。
想定される用途は次の通りです。
産業用ロボット
回転軸を介したネットワーク通信。
マシンビジョン
回転部に設置されたEthernetカメラからの画像伝送。
検査装置
回転テーブルや検査機構から画像・センサーデータを伝送。
FA・自動化設備
回転モジュールと制御システム間の通信。
M8コネクタを採用することで、設置スペースが限られた産業機器への組み込みにも対応しやすい構成となっています。
ロボットや自動化設備では、性能だけでなく配線スペースやメンテナンス性も重要です。
Ethernet対応スリップリングを選定する際には、次の仕様を確認することが重要です。
Ethernet通信速度
Ethernet回路数
電源回路・信号回路
電圧・電流
回転速度
外形寸法
コネクタ仕様
使用環境
特にGigabit Ethernetを使用する場合は、単純な「信号回路」としてではなく、Gigabit Ethernet対応であることを明確にする必要があります。
スマートファクトリーでは、ロボットの動作だけでなく、データ通信の高速化も重要になっています。
JINPAT LPC-30-01E2-02E3は、2回路のGigabit Ethernetと1回路の100M Ethernetを回転部で伝送できるよう設計され、ロボット、マシンビジョン、検査装置、FA設備などの用途に対応します。
ロボットや自動化設備でEthernetの回転伝送が必要な場合は、回路数、通信速度、回転数、取付寸法などの仕様をJINPATまでお知らせください。
下記のフォームにご記入の上、送信ボタンを押してください。