
ロボット、マシンビジョン、検査装置などでは、回転部を介してEthernet通信を行う必要があります。
ここでは、Ethernet対応スリップリングについてよくある質問を、JINPAT LPC-30-01E2-02E3を例に解説します。
Ethernetスリップリングは、固定側と回転側の間でEthernet信号を伝送するための回転接続部品です。
通常のケーブルでは難しい連続回転を可能にしながら、ネットワーク通信を維持します。
本モデルは、
Gigabit Ethernet × 2回路
100M Ethernet × 1回路
に対応しています。
複数のネットワーク機器を使用するロボットや自動化設備に適した構成です。
マシンビジョンカメラなどは大量の画像データを生成します。
高速な画像伝送やリアルタイム通信が必要な場合、Gigabit Ethernetが利用されます。
ロボットの回転部にカメラが設置されている場合、Ethernet対応スリップリングによって回転軸を越えてデータを伝送できます。
100M Ethernetは最大100Mbpsクラス、Gigabit Ethernetは最大1Gbpsクラスの通信に対応します。
必要な通信速度は、使用するカメラ、センサー、コントローラーなどによって異なります。
そのため、スリップリングを選定する前に機器側のEthernet仕様を確認することが重要です。
推奨されません。
高速Ethernetでは信号品質が重要になるため、Ethernet通信を想定して設計されたスリップリングを選定する必要があります。
特にGigabit Ethernetでは、注文時に通信プロトコルと速度を明確にしてください。
M8はコンパクトな産業用コネクタとして、FA設備やロボットなどで使用されています。
省スペースで接続できるため、設置スペースが限られた装置にも適しています。
代表的な用途として、
産業用ロボット
マシンビジョン
自動検査装置
回転テーブル
FA設備
スマート製造装置
などがあります。
アプリケーションによっては、Ethernet通信と電源・その他の信号を1つの回転インターフェースに統合することが可能です。
具体的な構成については、必要な電圧、電流、信号種類、Ethernet回路数などを確認する必要があります。
次の情報をご用意ください。
Ethernet速度・回路数 / 電圧 / 電流 / その他の信号 / 回転速度 / 外形寸法 / コネクタ / 使用環境
情報が詳細であるほど、より適切な製品を選定できます。
アプリケーションによって必要な回路構成や機械寸法は異なります。
標準品で対応できない場合は、要求仕様をもとに適切な構成を検討します。
Ethernetスリップリングの選定についてご不明な点がある場合は、装置仕様をJINPATまでお送りください。
下記のフォームにご記入の上、送信ボタンを押してください。