大范德萨

深層組織を読み解く光:1700nm波長対応ハイブリッドスリップリングの挑戦

医療診断の最前線では、今、「より深く、より速く」組織を観察する技術が求められています。多光子顕微鏡や高度なOCT(光干渉断層計)において、その成否を分けるのは「光の波長」と「回転の安定性」です。

一般的な通信用波長ではなく、なぜ 1700nm なのか? それは、この波長帯が生体組織における「散乱」の影響を受けにくく、深部まで光が届くことが証明されているからです。私たちは、この特殊な波長をロスなく伝送するために、全く新しい光・電気一体型ハイブリッドスリップリングを開発しました。

この製品の心臓部には、200/220μmの大口径ファイバーを採用しています。通常の細いファイバーでは耐えられない高出力レーザーも、この太い「光の路」であれば安定して通すことが可能です。さらに、回転中の挿入損失を1dB以下、変動量を0.5dB以内に抑え込むことに成功しました。これは、3,000rpmという高速回転下では極めて困難な技術的到達点です。

また、医療機器の小型化ニーズに応え、中空軸構造を採用しながらも外形寸法を最小限に抑えました。この小さな体躯で、光だけでなく**2系統のDC信号(70MHz)**を同時に伝送します。高速で回転しながら、体内の深部からの微弱なサインを確実にキャッチする——。私たちのスリップリングは、次世代医療機器の「神経系」となり、診断の精度を新たな次元へと引き上げます。

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